記事が古くなりました。
http://dev.classmethod.jp/cloud/aws/minimum-amazon-vpc-server-environment/
こちらの記事のほうがアップデートされたVPCに沿ってます。
複数IPをEC2につけるときはこちら
http://dev.classmethod.jp/cloud/vpc-ec2-multi-eip/
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Amazon VPCを設定してみました。
いろいろ調べた中で、超初級的なハウツーページがなかったので、まとめます。
今回用意したVPCは、こんな形です。
あまりこんな使い方しないと思いますが。
VPCの設定の具体的な機能構成は、以下のようになります。
1.VPCを作る
まずVPCを作成します。
Start VPC Wizardで、一番シンプルなものを選びました。
そうすると、VPC、Subnets、RouteTables、Internet Gateways、DHCP、Security Groupなどが自動で作成されますね。
初期状態ではRoute Tableは2つつくられていて、Mainはインターネットに繋がらない状態になっています。作成されたサブネットはMainではない方に紐づいており、これはインターネットに繋がる状態です。今後新しくサブネットを作ったときは、まずMainに紐づけられるようになっています。
2.EC2インスタンスを作成する
EC2インスタンスを作りましょう。気を付けるのは、VPCを選択する部分です。
これで作成されたEC2は、VPCのサブネット内に作成されます。
3.ネットワークを調整する
Elastic IPをVPCと、その中のEC2に紐づけます。
ACLsは、初期状態でinもoutも全て通すようになっています。
EC2のSecurity Groupにも必要なポートを通しましょう。
この状態で、大方繋がると思います。
4.RDSを作成する
次にRDSですが、RDSをVPC内に作るには、subnetを2つ作らないといけないようですので、subnetを作ってください。作ったsubnetは、Route TableのMainに登録されます。インターネットに繋がりませんが、RDSを公開しないのなら、そのままでいいでしょう。SubnetのCIDR Blockは、10.0.1.0/24、10.0.2.0/24とか、他とかぶらないように指定します。
ちなみに10.0.1.0/24は、10.0.1.1~10.0.1.254の範囲です。
RDSの管理画面でCreate subnet DB groupをクリックします。
こんな感じでサブネットグループを用意します。
RDSのインスタンスを作成するときに、VPCを指定してあげます。
これで、VPC内にEC2、RDSを作成することができました。