2013年2月1日金曜日

Amazon VPC 初めての設定

2014/6/20 追記
記事が古くなりました。
http://dev.classmethod.jp/cloud/aws/minimum-amazon-vpc-server-environment/
こちらの記事のほうがアップデートされたVPCに沿ってます。

複数IPをEC2につけるときはこちら
http://dev.classmethod.jp/cloud/vpc-ec2-multi-eip/


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Amazon VPCを設定してみました。
いろいろ調べた中で、超初級的なハウツーページがなかったので、まとめます。

今回用意したVPCは、こんな形です。
あまりこんな使い方しないと思いますが。


VPCの設定の具体的な機能構成は、以下のようになります。


1.VPCを作る

まずVPCを作成します。
Start VPC Wizardで、一番シンプルなものを選びました。



そうすると、VPC、Subnets、RouteTables、Internet Gateways、DHCP、Security Groupなどが自動で作成されますね。

初期状態ではRoute Tableは2つつくられていて、Mainはインターネットに繋がらない状態になっています。作成されたサブネットはMainではない方に紐づいており、これはインターネットに繋がる状態です。今後新しくサブネットを作ったときは、まずMainに紐づけられるようになっています。

2.EC2インスタンスを作成する

EC2インスタンスを作りましょう。気を付けるのは、VPCを選択する部分です。


これで作成されたEC2は、VPCのサブネット内に作成されます。

3.ネットワークを調整する

Elastic IPをVPCと、その中のEC2に紐づけます。



ACLsは、初期状態でinもoutも全て通すようになっています。
EC2のSecurity Groupにも必要なポートを通しましょう。
この状態で、大方繋がると思います。



4.RDSを作成する

次にRDSですが、RDSをVPC内に作るには、subnetを2つ作らないといけないようですので、subnetを作ってください。作ったsubnetは、Route TableのMainに登録されます。インターネットに繋がりませんが、RDSを公開しないのなら、そのままでいいでしょう。

SubnetのCIDR Blockは、10.0.1.0/24、10.0.2.0/24とか、他とかぶらないように指定します。
ちなみに10.0.1.0/24は、10.0.1.1~10.0.1.254の範囲です。


RDSの管理画面でCreate subnet DB groupをクリックします。


こんな感じでサブネットグループを用意します。

RDSのインスタンスを作成するときに、VPCを指定してあげます。


これで、VPC内にEC2、RDSを作成することができました。