2013年6月25日火曜日

屋久島に行きました。

週末を利用して2泊3日で世界遺産・屋久島に行ってきました。

Jetstarを使いたかったからです。鹿児島まで片道6,000円。鹿児島行くなら、どこいこう。屋久島でしょう!

あいにく、台風4号が丁度九州を直撃していたので、これは飛べないかもしれない。
そんな不安を抱えつつ成田空港に向かいましたが、出発前に、なんと台風が消滅
歓喜に沸く僕。
何か神聖な力を感じる出発となりました。



1日目は宿への移動だけで終わりましたが、
・登山弁当の確認
・登山用品のレンタル
・え、登山口まではバスでしか行ってはいけないんですか?という情報の獲得
という事をしました。危なかった。


2日目は4時に起き、車でバス乗り場に向かいます。
これから約10時間のトレッキング。未知の世界です。

仕事に差し支えないように対策はしないといけないと思い、準備はしました。
・腰痛持ちのため、コルセットを購入して腰に巻いていく
・疲れると土ふまずが攣る体質なので、土ふまずをサポートするテーピングを巻く
・テーピングを多めに持っていき、少しでも痛みを感じたら、補強する
・登山が終わったら湿布を貼りまくる

バスで荒川登山口に向かい、山登りの開始です。
あまりだらだら書いても仕方ないので、簡潔に書くと、無事に縄文杉までの往復を達成しました。



カメラはiPhoneしかなかったので、iPhoneでカシャりましたが、これは失敗でした。
途中から雨が降り出し、また高い湿度のため、iPhoneの内部に浸水。
レンズの中に水滴が見えるレベルで、写真はほとんど自動でソフトフォーカスがかかる状態でした。


さて、縄文杉を見て、スタート地点まで戻ると、バスに乗り込む前に小屋の中で雨具を脱ぐように促されます。
小屋に入ると、スタッフの方が数名、「バイオトイレ」への募金を呼び掛けてきます。
バイオトイレは、オガクズなどを使ったトイレで、登山道に設置されているもので、その維持費を募金で賄っているそうです。

長い登山には必要なものですし、環境にも配慮したエコタイプのトイレは素晴らしいと思います。

でも僕は募金するのは難しい、と感じました。

人にお金を出してもらうって大変な事です。
ただそれが必要だからという理由で財布の紐を緩めるのは、とても難しい。

「よし払おう」、いやむしろ「払わせてください!」と言いたくなるような工夫が必要なのではないでしょうか。

例えば沢山いる(本当にたくさんいた)ガイドさんに協力してもらって、山頂で他の登山客に温かいコーヒーを売って、一部をトイレの維持費に充てるとか。
縄文杉を御神体にして、展望デッキに賽銭箱を置くとか(たぶん僕は喜んで寄付します)。
色んな方法で気持ちよく登山して、気持ちよく寄付するような流れを作るのが長い目で見ても必要だと思いました。


さて、3日目は屋久島をぐるっと一周して、帰路につきました。
3日目は突発的なスコールが何度も降り、大変な天気でした。
特に帰りの便の間際は雷雨にみまわれ、一本前の飛行機は欠航。
最悪帰れない事も覚悟しましたが、何とか時間に遅れながらも飛行機は飛び、無事に東京に戻る事ができました。


スコールの中、運よく野外温泉に着いたときには雨の切れ間にあたり、露天も満喫。


屋久島最大の大川滝や千尋滝も楽しめました。

あと、お世話になった宿ecohotel SORAは、とても親切で、お勧めのレストランを予約していただいたり、たかいホスピタリティで気持ちよく滞在させていただけました。新しいホテルなので、ピカピカです。

ecohotel SORA
鹿児島県熊毛郡屋久島町安房788-115
0997-46-3021


最後に、濡れたiPhoneですが、登山を終えて宿に戻ると、「電源切る」バーが常に出現。
しかし電源切れない。
再起動をかけたら、リンゴマークと共に、プログラムのエラーコードがあほみたいに出まくり、最後には赤いラインがでて、落ちました。
うんともすんとも言わない状況に、iPhoneは逝かれたと思いましたね。

2日くらい経ってみると、「電池ない」マークがでたので、充電をしてみると、奇跡の復活。
でもスリープボタンが効かなくなりました。
とりあえず動くようになったのでバックアップを取り、ソフトバンクショップに向かいましたが、「浸水はめんどう見れない」と言われ、また若干へこみました。

ところが次の日、いきなりスリープボタンも復活。
iPhoneは完全復活を遂げました。
いやぁ、良かった。
買い替えかと思いました。

みなさん、水には気を付けてください。