2017年11月11日土曜日

今更ながらKindleが凄くよかった

しばらく眠っていたアマゾンKindle(キンドル)を、3週間のフィジー旅行に持って行きました。そのとき、Kindleがあって良かったー!と思ったので。


スマートフォンでもアプリを入れたら見られるのですが、スマートフォンは地図を見たり調べ物をしたりで、なるべく電池を消耗したく無い。なのでわざわざKindleを持って行ったんですね。

トランジットの5時間とか、雨で外に出られないとき、そして優雅にプールサイドにもKindleを持ち込んで、ゆっくりと読書できました。
また、読み終わってもすぐに新しい本をダウンロードできるし、1つあればかさ張らない。
自分が用事で外に出ている間も、同行者にKindleを読んで待っていてもらうこともできるし、重宝しました。




2017年11月5日日曜日

フィジー旅行に3週間行った費用全公開

フィジーに行ってきたので費用とかもろもろ書きます。

構成:家族3人(幼児1名)
時期:10月14日から11月4日
為替:1FJD = 62.25円


航空券

日本からフィジーへの直行便は現在ありません。
フィジーの人も残念がっていましたが、そのため日本人の旅行者は少ないです。
僕はGoogleフライトで予定の季節で一番安い航空券を探しました。
その時あったのは、エアニューギニア航空です。
パプアニューギニアのポートモレスビーで5時間トランジット、ホニアラで50分給油してのフライトで、往路18時間、復路は15時間かかりました。

大人:往復95,480円
子供:往復64,690円

海外保険

長期で海外に行くので、病気や怪我の事を考えて、海外保険に入ります。
ただ、大人はクレジット付帯の保険があるので、子供だけ損保ジャパンの保険に入りました。内容はカスタマイズで、携帯品は0円にしました。

保険料:7,820円

ネットワーク

旅行に行く数ヶ月前のネット情報では、ポケットWi-Fiは高すぎて使えず、USBWi-FiかSIMフリーのWi-Fiを、という話だったのですが、最近ボーダフォンからポケットWi-Fiで月に50FJDで50GBのプランが出たということで、それを空港で購入しました。50GBはよっぽど動画など観なければ、家族で1つで十分でした。

本体:99FJD
50GB:50FJD

ボーダフォン公式ページ

ホテル

僕は今回は知人がフィジーに滞在していたので、最初の1週間は知人宅に滞在させてもらい、残りをホテルで過ごしました。安く抑えるのであれば、AirBNBがありますが、小さな子どもがいるので今回はホテルにしました。

入国直後の1泊:Tanoa international 195FJD
ここは知人に抑えてもらったことと、入国が夜になったため、とくに思い入れがないです。写真もないですが、空港に近く、綺麗な良いホテルでした。和食店が入っていました。

サウスパールパシフィックリゾート


1泊12,730円
フィジーでは高級リゾートに入るでしょうか。hotels.comで予約したので45%オフでしたが、さらに朝食ビュッフェ(大人2人4,000円相当)が毎日付いていたのでお得感ありました。

ここは歩いて15分のところに地元のショッピングモールがあり、5件くらいのレストラン、お土産屋、スーパーがありました。モール内のハンバーガーがとても美味しかったです。
またホテルの正面にも小さなスーパーと、The Establishmentという美味しいレストランがあります。

ホテルのビーチは、(日本よりは遥かに綺麗ですが)波で砂が舞っているので透明度は高くありませんでした。

ナヴィティリゾート


1泊11,490円
こちらは海の綺麗なコーラルコーストのホテルです。陸の孤島のように周りに施設はありません。
このホテルは、子供向けのサービスが充実していて、朝の10時から夜の10時まで、キッズクラブがあり、5歳以降はずっと預けられます。歌やゲームや踊りやプールなど充実した遊びを提供してくれます。そのため、たくさんの子連れが泊まっています。

そして、子供は朝昼晩のビュッフェが無料!飲み物も無料!!
なので、朝はみんなでビュッフェを食べつつ、昼夜は子供はビュッフェ、自分たちは部屋でカップ麺をすするという、涙ぐましい生活で食費を抑えていました。子供のビュッフェに付き合うと、必ずスタッフの方が「飲み物でも?」と聞いてきますが、強い心でお断りをしました。「あの日本人、金を使わねーな!」と裏で言われていたかもしれません。

買い物は、月水金にホテルから近隣のシンガトカまでの買い物ツアーが10FJDで出ています。体力があれば、ホテルから歩いて20分くらいのところに小さなスーパーはあります。

ホテルの人工ビーチは特に綺麗ではないですが、少し離れたらめちゃくちゃ綺麗な海があります。
ホテルでスノーケリングやカヤック、SAPを無料で借りられるので、1日楽しめます。

ヒルトンフィジー ビーチリゾートアンドスパ


1泊16,359円
さすがヒルトンというべきか、ホテル全体、とても綺麗でした。設備も充実しています。僕の泊まった部屋は、IHキッチンあり、BBQ設備あり、食洗機あり、洗濯機乾燥機あり、部屋の真ん中に浴槽ありと、豪華でした。(格安プランですが、偶然空いていたみたいです)

キッズクラブも広い園庭があり、子供もめいっぱい遊べます。

ホテルのレストランはとても高いですが味は美味しいです。近くの港にショッピングモールがありますが、こちらもお高いですね。黄色いwestbusが1FJDでナンディタウンまで行けるので、ナンディで買い物するといいでしょう。

スタッフもあらゆることにできるだけ対応してくれますので、安心して相談できました。

残念なところは、ポケットWi-Fiが2Gまでしか入らなかったので、テキストメッセージくらいしか送れなかったところでしょうか。

あと、初日に電源設備の故障で、自分の泊まっている棟から外側に向けて1時間ほど全棟停電になりました。日本であれば何かしら特典や割引がついてくるでしょうが、ドアに「ごめんね☆」という手紙が挟まっていました。流石です。


ホテル合計:14泊182,315円(1泊13,022円)

スバの街

最初に滞在したのは、スバというフィジーの首都でした。
スバは国際空港のある観光地ナンディと比べても別格に都市的でした。

デパートやモールが多いし、どのカフェも美味しかったです。ピザやハンバーグなど、レストランも美味しく、過ごしやすい街でした。
フィジーはイギリスの植民地だったこともあり、紅茶がメインなので、紅茶はコーヒーに比べて安いです。例えばアイスティーが3FJDとして、アイスコーヒーは6FJDくらいになります。カフェはだいたい3FJD、高級店で9FJDくらいまで幅があったように思います。

商業の中心街は西側のタプーシティがある辺りで、大きいショップングモールは東のダモダーシティです。タクシーが安く、近くなら2FJD(120円)、離れていても5FJD(300円)くらいで移動できるので、基本はタクシーの移動になります。

夕方にもなれば徒歩の外出は避けるべきだそうです。

スバでは3回、地元の保育園に子供を預けてみました。1回10FJDで午前中のみです。沢山地元の子供達と遊んだようです。ちょうどインドのお祭り「ディワリ」の時期だったので、みんな民族衣装で着飾っていました。

ただし、スバは観光地ではないので、観光目的のアクティビティなどはありません。
旅の途中で1時的に立ち寄って都市生活で心身を整えたりはできそうですね。
ただ曇や雨が多く、天気の良い日は少ないようです。

ナンディ

ナンディは短いメインストリートを中心に少し商店がならんでいる感じです。
半日しか歩いていないので、あまり詳しくありませんが、大きなバスステーションが南東にあり、その傍に野菜や果物が安いマーケットがあります。バナナ1房で1FJDくらいです。
スーパーが3つほどあり、日用品は困らなそうです。
道路や建物は老朽していて、おしゃれな店舗はなさそうでしたが、新しいレストランやデパートが改装中のようでしたので、これからお店も増えるかもしれません。

移動

フィジーに入国してからまずスバに移動しましたが、この移動は有り難いことに知人が車を出してくれました。またスバから次のサウスパシフィックリゾートも同様で大変助かりました。

その後、サウスパシフィックリゾート→ナビティリゾート→ヒルトンと、西に西に移動しましたが、この移動はバスを使いました。

EXPRESSバス

都市間の移動はタクシーだと200FJDとか300FJDとかかかってしまうので、高速バスを使いました。大きく2社あり、灰色のパシフィックと、太陽の絵が描いてあるサンビームです。ホテルの前で手を上げると止まってくれます。
降りるときもホテルの前で降ろしてくれました。

サウスパシフィックリゾート→ナビティリゾートで1時間かかり1人5FJD、ナビティリゾート→ヒルトン(ナンディタウン)で1時間半かかり1人7.25FJDでした。

バスは狭く、しかもフィジアンは大きいので隣同士になるとけっこう窮屈です。また午前中移動だったからかもしれませんが、毎回ほぼ満席で、へたしたら乗れない可能性もありました。道路はかなり凸凹しているので、酔います。

タクシー

最後のヒルトン→空港は早朝だったためバス等が無く、タクシーとなりました。これは45FJDかかりました。


食事

食事はスーパーなどで買う食材は安いです。
パンが日本の2斤分くらいで0.7FJD(45円)で買えたり、バナナ1房62円で買えたりします。カップ麺は韓国製かフィリピンと日進の合作くらいしかないです。1.5FJD〜4FJDくらいです。ビールは大瓶750mlが6FJD(370円)くらいです。
外食はレストランだと食堂のようなところは3FJD(186円)でお腹いっぱいだけど、モールだと20FJD(1,245円)くらいかかったり、ホテルだと40FJD(2,490円)くらいかかったりします。

食中毒

フィジーは高温多湿なので、食材が痛みやすく、食中毒になりやすいそうです。水道はだいぶ綺麗になっているそうですが、それでも一度煮沸して飲みます。
けっこう気をつけていたのですが、帰国3日前にやってしまいました。

汚い話注意です。

何であたったのかはわかりませんが、日にちをずらして全員体調を崩しました。
僕は帰国3日前。ヒルトンホテルに移動した日の夜ですので、その前に口にしたものでしょうね。

次の日はヤサワ諸島クルーズを予約していたので、21時にベッドに入りました。
目が覚めたのが0時半。吐きそうな気持ち悪さと、物凄い空腹感を感じました。
ただ単に胃痛と空腹感を混同していただけなのですが、とにかく目が覚め、トイレ感もあったのでトイレにいくと通常便。それからまたトイレ感があったので何度かトイレに行くと、しだいに水便へとなっていきました。4時位まで強い空腹感で眠れずトイレを繰り返し、6時になっても状態は良くなかったので、ヤサワクルーズは電話をして次の日にずらしてもらいました。

朝になると便はほぼでなくなり、あとは胃が張るような気持ち悪さだけ収まるのを待つだけだと思い、ベッドで横になっていましたが、一向に良くならず。空腹感があるのでちょっとしたものを口にすると、すぐ嘔吐感をずっと感じていました。ただせっかく食べたものを吸収せずに吐き出すのはもったいないという意地汚い性格なもので、吐いてはいませんでした。

18時になって、とにかく一回吐いてみてはという妻の言葉で、よしじゃあ吐いてやろうじゃないかといきり立ち、ホップステップジャンプでトイレに向かうと、堰を切ったように、顔全体から嘔吐してるんじゃないかという勢いで、1ターンに8回くらい戻し、とたんに全身から汗が吹き出しました。

それからスッと体調も良くなり、次の日には無事にヤサワ諸島にクルーズに行けました。

結論:吐きそうなときは、迷わず吐け


最終費用


ホテル182,315
航空券255,650
保険7,820
ネット9,267
クルーズ23,387
移動費5,542
食費76,350
雑費11,441
お土産代11,185
合計582,955


写真

村の写真

ディワリ衣装の保育園

スバのカフェ
The Establishment

サウスパールパシフィックリゾートの朝食
mauibayの公共公園

ナヴィティリゾートの夕日

ナヴィティリゾートでSAP
ヤサワ諸島

ベアフット島の透明な海