そのときに、母が日本酒の箱の中からおもむろに取り出したおもちゃが凄かったので紹介します。
数年前に定年を迎え、暇を持て余した父。そんな父の渾身の作品。
トラクターです。
甥っ子が、以前に田舎で乗せてもらったそうで、そのトラクターを再現しています。
持ち運び時に邪魔にならないように、後のパーツは着脱可能です。
ちゃんとハンドルまで再現されている手の込みよう。
ただ材料を組み合わせただけではなく、デザイン的にも配慮して作られているのが見て取れます。
そして下がフォークリスト。手前のレバーを回すと、ちゃんと物を持ち上げて運搬できます。
ショベルカーは、台座が360度回転しますし、アームも3箇所で稼動。
土を掘ることができます。
これらのおもちゃ、材料はアイスの棒です。
手のひらサイズの中に、しっかりとしたディテールでギミックまで組み込んで、高い完成度のおもちゃを作ってしまう、しかも廃材を活用してのこのクオリティ。父の本気を初めて目の当たりにしました。
甥っ子よりも、僕が大興奮です。
ちなみに、実家にはあと3台納車済みだそうです。