2014年6月29日日曜日

古代チーズ「蘇」を作ってみた

今日は、蘇(そ)を作ってみました。
蘇は日本の古代につくられていたチーズで、薬なんかとして食べられていたそうです。
文武天皇(683-707)の時代に文献に最初に登場するそうで、もしかしたら聖徳太子も食していたかもしれませんね。

製法は煮詰めた時にできる牛乳の膜を集めたものだそうですが、今回はとりあえず煮込みました。

300mlの牛乳を弱火にかける。

焦げないように混ぜ続けて1時間位かけて水気を飛ばして行くと、ドロドロに。

最終的に手のひらサイズのチーズができました。

パスタに乗っけて試食。


味はとても甘くて濃厚でした。そのまま食べるには濃厚すぎるほどに。



2014年6月17日火曜日

販売開始したLINEクリエイターズスタンプがiPhoneで購入できない。

とうとう会社のLINEクリエイターズスタンプができました。
https://store.line.me/stickershop/detail?packageId=1001693

本当は募集開始時に登録したかったんですけど、間に合わず。
登録は6900番代。
審査開始をしたのが5月20日。
そして6月16日の22時に承認メールが!
時間はかかったけど、一度もリジェクトされることなくスムーズに承認!


これで販売開始かと思いきや、購入できないエラー発生。
他のスタンプを購入できるのを確認した後も、このスタンプだけエラー。

「購入が正常に完了しませんでした。購入履歴をご確認ください。覚えのない商品がある場合、ヘルプよりお問い合せ下さい。」

iPhoneもアンドロイドもエラーで購入できないようです。
販売開始とはなったけど、正常に動くまで時間がかかるのでしょうか。

しかもたまに画面がバグるんですけど(泣)
このバグ画面になると購入ボタンをクリックしても、何も起きなくなります。


審査通ったからといって浮かれて「できたよー」ってオープンに言ってたら、販売機会を逃していたという罠。審査待ちの人はちょっと気をつけたほうがいいかも。

とりあえずLINE様にも問い合わせを投げて待ち状態。

ちなみに、PCからは購入できます。

追記6/19

まだLINE社からの返信はなし。追記でバグ画面のキャプチャも送付。

一度「配信停止」してから「再開」しても購入できず。
他のクリエイターズスタンプは正常に購入可能。
迷宮入り・・・・

追記6/23

アンドロイドで買えたという報告がある一方、今日の朝の時点でiPhoneユーザから買えないという連絡が。

追記7/10

ようやくLINE社より返答いただけました。
返答は最初に投げた問い合わせに対するものでしたが、申し訳ないことに最初に投げた問い合わせが雑過ぎて返答は基本的なものでした(申しわけない・・・)。
なので、返信フォームから再度詳しく問い合わせさせていただきました。

追記7/29

ついにLINE社に不具合を認識していただけました。
このたびはLINE Creators Marketに関する不具合をご報告いただき、誠にありがとうございます。ご報告いただいた情報を元に調査を行い、現在修正対応を進めております。ご不便をお掛けいたしますが不具合が改善されるまで、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。​
これでスタンプを販売できるようになるでしょうか。

追記9/8

LINE社から連絡いただけないまま1ヶ月。
いつのまにかLINEスタンプの購入方法が直接購入からコイン制に変わっていて、そのために購入できるようになっていました。
結局3ヶ月間購入できない状態を続けされられながら、よくわからない解決となりました。


そうです、今なら買えるんです!http://line.me/S/sticker/1001693




2014年6月16日月曜日

Gem better_errorsが動かなくなった

railsでbetter_errorsがいつの間にか動かなくなってて、エラーメッセージしか表示されないようになりました。
あれー、おかしいなぁ、おかしいなぁ、怖いなぁー
と思ってたら、アクセス先が
http://localhost:ポート/
じゃなくてローカルIP
http://192.168.10.0:ポート/
みたいなURLでアクセスしてしまってました。

better_errorsはIPだと駄目らしいのですね・・・。

2014年6月11日水曜日

幸せな売場のつくり方


ビアンキーは、小さな地方都市の駅ビルにテナントとして入っているアパレルショップ。
近くに大型のショッピングセンターが進出してきてから、苦戦が始まった。
減り続ける顧客の来店率。定着しないスタッフ。パフォーマンスは下がる一方だが、雑務は増え続ける。そして下がる売上に、エリアマネージャーからの叱責。
どん底状態の中、店舗指導として兼子が派遣されてくる。

店舗が見直すべきは何なのか?
ブランドや商品、立地はどうにもできないファクター。
そこで兼子は、店舗の魅力=接客力をあげることに焦点をあてる。

負のスパイラスに陥って、売り場の空気やスタッフ間の関係が悪化した状態で、どうやったら接客力を上げ、お客様を喜ばせ、ファンにし、ひいては売上の上がる店舗にすることができるだろうか?
その本質は"○○○い"だと、兼子は言います。

兼重日奈子著「幸せな売場のつくり方」。
本書は売り場に関わる人間それぞれの立場を章に分けて、物語形式でその解を模索します。店舗部分をユーザインターフェースと置き換えてれば、インターネット業界にも当てはまります。そういう点で、業種問わず読める本だと思います。
自社のサービスに当てはめて読めば、面白いかもしれません。

2014年6月4日水曜日

年末年始にカンボジアにいった話

年末年始、憧れのアンコールワットを見に行ってきました。
海外ツアーで行こうかと思ったのですが、12月27日を超えた瞬間にツアー代がウナギ登りに上昇するので、諦めて個別に航空券と宿泊予約をしました。
アシアナ航空で仁川国際空港から金浦空港への5時間の乗り換えという苦行を経由し、シェムリアップ空港へ入国、そしてプノンペンから帰国するという周遊の旅予定。あとはもうケセラセラのノープランです。

旅費

まずは旅費から行きましょうか。気になりますよね。
航空機はスカイゲート(http://www.skygate.co.jp/)さんで、
往復74,000円+燃費21,250円+手数料3,150円=98,400円

最初はフリープランのツアーとか探したんですけど、12月の26日から27日になったとたん金額がトパーンと上がるんですね。仕方ないので航空券だけで買いました。オフシーズンだと7万円あたりでしょうか。

ホテルは、
アンコール パール ホテル (Angkor Pearl Hotel)に2泊で3,934円
アンコール ミラクル リゾート & スパ (Angkor Miracle Resort & Spa)に2泊12,533円
フランジパニ ロイヤル パレス ホテル (Frangipani Royal Palace Hotel)に2泊10,850円
です。1泊あたり4,552円ですね。後半、ちょっといいホテルに泊まりたかったので値段があがりましたが、安く済ますのなら1泊2,000円くらいでいけますね。

滞在中は、観光地に入るたびに入館料などなかなかの金額がかかります。
食事は現地の食堂だと安いと思いますが、観光客向けのレストランだと1食800円くらいはかかります。
アルコールは安くて、ビールはジョッキ2.5$くらい。でも17時前後にハッピーアワーで半額とか、よくあります。ウィスキーなんかも波々注いでくれて、コスパ高いです。

あと、ちゃんとメニューとレシートを見ないと、いつのまにか金額あげられてることもありましたので、そんなときは店員さんとバトルしました。

ネット環境

ネットはもう全然でしたね。ソフトバンクiPhoneもローミング対象地域とありましたが、まったく入りませんでした。旅の途中でホテルに飛び込んで、wifi使わせてもらったり。
ホテル内でも、部屋だとwifiがすぐに切れるのでエントランスでネットしてたりしました。

観光

そんなわけで、12月29日12:20に日本を出て、韓国で5時間乗り換え。
アンコールワットのあるシェムリアップに夜22:50着きました。
さすがに到着時間が夜遅いので、最初のホテルには事前に連絡をしてトゥクトゥクを手配してもらっていました。空港でドライバー、ボランさんに合流して、無事にホテルに。
そこでボランさんと交渉をして、滞在期間案内してもらうことにしました。話した感じ凄く良い人ですけど、やはり向こうも家族を養っていますので、都度交渉です。
次の日は新しい世界遺産プレアヴィヒア寺院に連れて行ってもらうため、車を手配してもらいました。(これが最初の交渉だったから失敗。年末年始だからということで110ドルもかけてしまった。)

12月30日

朝からボランさんと合流。友達という車ドライバーとともに出発です。110ドルも払ったからか、ドリンクを用意してくれてて、トランクに氷つっこんで冷やしてくれていました。ワイルドだ。

プレアヴィヒアはシェムリアップから車で3時間くらい。タイとの国境です。けっこうな旅でした。途中、地元の食堂でランチを奢ってもらいました。


プレアヴィヘア寺院は山の上にあります。麓に着いたら、バイク便に乗り換えです。入山料も込みで5ドルだったかな。急斜面をバイクで疾走。凄い楽しかったです。

寺院は5つくらいの建物が長い廊で縦に繋がっていて、壮大。

寺院を抜けると有名な絶景写真スポットがあります。
この遺跡をタイと取り合っているので銃を持った兵士とその家族が暮らしています。渓谷の向こうにタイ軍が見えます。僕が行ったときは情勢が安定していましたが、念のため行く前には確認したほうがいいですね。

帰りは伝統舞踊のショーがあるというので連れて行ってもらいましたが、アンコールワットの歴史、みたいな内容で、レーザービーム出まくりの現代的なショーエンターテイメントでした。それなりに楽しかったですけど、思っていたのと違う。
50ドルくらいしたかも。

12月31日

この日はアンコールワットを見ました。
かなり壁画など修復が入ってるようですが、あまりに壮大な建造物は圧巻です。きてよかったー

タ・プローム寺院
残念ながら補修工事中で詳しくは見られませんでしたが、樹木に覆われた寺院。時が止まったかのような厳かな雰囲気がありました。


2013年最後の日没を見たいとボランさんに相談したら、東の方にあるプレループからの日没が最高だと勧められました。「ただし5ドル追加だ」と。
いやー・・・・
高いし。アンコールトムから宿への帰り道にプノンバケンという山があって、そこからの日没も良いとガイドに書いてたので、そこに寄ってもらうことにしました。

で、最高の日没が見れたのですが、ボランさん「日没見たから5ドル追加くれ」と。
いやいやいや、離れた場所にあるプレループにわざわざ寄るから5ドルであって、日没そのものは5ドルじゃないでしょ!帰り道なんだし!と反論して納得してもらいました。

その後はパブストリートで夜まで最後の1日を楽しみました。
やたらと痛い全身マッサージに挑戦したり。
カエル料理にも挑戦。2匹1皿だったのですが、交渉して半分にしてもらいました。なかなか美味しかった。最後まで挑戦の2013。
年越し花火

1月1日

この日は2014年初日の出。こちらは事前に交渉していたとおりに追加料金をちゃんと払って、ボランさんに連れて行っていただきました。アンコールワット、朝からすごい人でした。7割日本人ていうのも頷けるくらい日本語乱舞。カンボジアに来る前にネットでフォローしてた地元ガイドのローズさん(FB)を偶然見つけて興奮してました。
池の畔で待つこと2時間くらい。ようやく日の出。待つのは長かったけど、頭が出始めたら、すぐに日が登るんですね。すごく幻想的で美しい光景でした。

この日もアンコールトムを散策。プラサッド・ベイヨンから、バプーオン、ピミアナカス、ライ王のテラスまで歩きました。


1月2日

この日は移動日です。
ボランさんにバスを予約してもらいました。大型の観光バスで移動するつもりだったのですが、ボランさんにもっと安くて速いバスがあるからこっちがいいよとお勧めされたバス。

ただのワゴン車でした。

まぁいいです。実際速かったし。渋滞も脇をすり抜けて走り抜けてくれましたし。
けっこう道路は舗装されていて、思った以上に快適でした。一部道路が壊れていましたけど。
郊外にでると、道の脇にじゃがいもがずーっと敷き詰められていました。乾燥させてるみたい。6時間ほどでプノンペンに到着。

この日は歩いてホテル周りの観光とか、バーに行って飲んだくれていました。プノンペンは日本人観光客が少ないです。あと、みんな基本的にバイク移動らしく、通行人がほとんどいないから、歩いての移動はけっこう怖いです。

1月3日

この日は王宮を散策したり、歩ける範囲で散歩していました。

後はバーに行ったり、ホテルのプールでゆっくりしたり。
夜に、ワットプノンの方で出店とかイベントやってると聞いたので行ってみたら、地元民のカラオケ大会でした。とりあえず中に飛び込んでみたけど、ずっっっと周りから見られてて、ちょっと危険を感じたのでトゥクトゥクで退散しました。

1月4日

最後の日はがっつり観光にしました。ホテル専属のトゥクトゥクドライバーと1日20ドルの交渉をして出発。
セントラル・マーケットやアートストリート、トゥールスレン博物館、ロシアンマーケットを見て、最後バーで飲んで空港に向かいました。ちなみに街にVIPがきていたらしく規制がありワットプノンには行けませんでした。
トゥールスレンはクメール・ルージュ時代に拷問に使用された小学校。2万人ほどが虐殺され、生き残ったのはわずか8人だそうです。収容されていた人々の写真や拷問具、遺骨などが展示されていて、とても哀しい場所でした。



最後の最後、”1日観光で空港まで”で交渉したはずなのですが、空港送迎に別料金10ドル請求されたので、30分くらい喧嘩になりました。途中、バイクのシートに手を突っ込んだので、「すわ、銃か」と身構えたら、メニュー表でした。遅ぇよ。メニューに書いてます通り・・・じゃないよ。朝提示しろよ。
最初の約束になかったので、頑としてつっぱねました。(でも実際街中から空港までけっこうな距離があったので3ドル多く払いました)
どちらも必死。


最後すったもんだありましたが、無事日本に帰国。


道いっぱいのじゃがいも

ガソリンの路上販売

遺跡は色々禁止


遺跡周り




2014年6月2日月曜日

動物農場

ジョージ・オーウェルの「動物農場」を読みました。

人間の経営する農場で、ある日動物が反乱を起こして人間を追い出しました。
動物は一番頭のいい豚をリーダーに、動物の楽園を作ったのです。

動物たちは人間を拒絶し、お互いに平等な立場として農場で暮らし始めました。
暮らしは良くはならなくても、自分たちのために働くことに喜びを見出します。

ところが徐々に体制は揺らいでいきます。

物語はロシアのスターリン体制をパロディに皮肉ったものだそうです。
最初は動物みんなのために立ち上がった豚は、少しずつ自分たちに特権を加えていきます。そして動物たちから摘み取るために反対する意思を獰猛な犬を従え、皆を威嚇し、恭順させていきます。豚と動物たちとの間に、支配者層・被支配者層という明らかな壁が作られていきます。
そしてリーダーに全てを任せて自ら考えない動物たちは、気がついた時には搾取される側になってしまっています。

物語ではそういった動物たち”可哀想”という論調ではなくて、動物たちは簡単に誤魔化され、説得され、納得してしまう無知をただ曝け出す存在としています。
結局現代でも政治やメディアによって簡単にミスリードされてしまう民衆を淡々と皮肉っているように感じました。