2012年9月13日木曜日

カテゴリを絞りまくる話

先日、飲み会の会場として”もやし”専門店を利用しました。

もやし屋さん
http://www.hotpepper.jp/strJ000718242/

出てくる商品は全部もやし。
王道のもやし炒めから始まって、サラダ、キッシュ、唐揚げまで、どこかしらにもやしが入っているので、「ここにももやしが!」「もやしでこんな料理もできるんだ」と、お皿が来るたびに場が盛り上がります。
また、「”もやし”ってどういう漢字だっけ?」「”萌やし”って書くらしいよ!」など、もやしを中心に話題も広がりました。
「もやしばっかりだね、男子も全員モヤシっ子ですから。ハハハ」なんて掴みも決まりました。そうです、実を言うと飲み会ではなくて合コンです。すみません。

幹事も、よくぞいい店を見つけてくれたと言われて、鼻高々です。


お店を探すとき、「和風ダイニング」とか「洋風居酒屋」などざっくりとした説明では、他のお店と比べて選ぶことはとても難しいです。選ぶことができないと、価格などありきたりな要因での判断となってしまいます。結局、そういった身を削るような所での勝負となってしまいます。

そんな中で、「もやし専門店です」と他店との差別を一言で表せると、それは大きな強みとなります。


材料で差別化する、調理法で差別化する、地域で差別化する、スタッフで差別化する、いろいろな切り口で差別化することで、競争力を付けることができます。
もちろん飲食店に限らず、印刷屋なら「活版印刷専門の印刷屋」とかメガネ屋なら「木製フレーム専門のメガネ店」とか、考えられるでしょう。

自社の業界を、いろんな切り口でカテゴライズしてみたらどうなるでしょうか。